聖刻リチュア

2015年10月付の禁止制限改訂で《イビリチュア・ガストクラーケ》が準制限カードに緩和されたため、これから話題になる機会が増える可能性のあるデッキです。しかし、《儀式の準備》が規制されている今と《イビリチュア・ガストクラーケ》が制限カードだった昔を比べた場合後者の方が回り易かったような印象を受けます。単純に1枚のカードが2枚になるのは強力ですからね。 

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【聖刻リチュア】

モンスター 22

1×ギャラクシー・サーペント

2×ラブラドライドラゴン

3×リチュア・アビス

2×ヴィジョン・リチュア

3×シャドウ・リチュア

3×マンジュ・ゴッド

2×イビリチュア・ガストクラーケ

3×聖刻龍-シユウドラゴン

3×聖刻龍-トフェニドラゴン

魔法 17

1×儀式の準備

1×死者蘇生

1×ソウル・チャージ

2×無の煉獄

3×リチュアの儀水鏡

3×召集の聖刻印

3×サルベージ

3×成金ゴブリン

罠 1

1×マインド・クラッシュ

 EXデッキ 15

2×虹光の宣告者

1×BF-星影のノートゥング

1×スクラップ・ドラゴン

1×エン魔竜 レッド・デーモン

1×クリムゾン・ブレイダー

1×煉獄龍 オーガ・ドラグーン

1×閃コウ竜 スターダスト

1×神樹の守護獣-牙王

1×神騎セイントレア

フォトンストリーク・バウンサー

1×No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ

3×セイクリッド・トレミスM7

 

このデッキは前々から微強化される度に調整をしていたため根幹の部分は適当に組めるのですが毎度毎度通常モンスターの枠で悩まされます。今までの【聖刻リチュア】に採用される代表的な通常モンスターは《ガード・オブ・フレムベル》と《ギャラクシー・サーペント》と《ラブラドライドラゴン》の3種類だったのですが今回色々あって新たに検討しなくてはいけない通常モンスターに《アレキサンドライドラゴン》が追加されました。本当に難しいです。

【聖刻リチュア】に採用される通常モンスターは展開後に場に残ったサーチャーや《イビリチュア・ガストクラーケ》と合わせてシンクロし強固な盤面を作るためにチューナーが採用され易い傾向にあります。

そのことを念頭に置いてそれぞれの通常モンスターを比較していきます。

 

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《ガード・オブ・フレムベル》

自身と《イビリチュア・ガストクラーケ》で☆7シンクロモンスターシンクロ召喚できます。☆7シンクロモンスターには相手の行動を制限する《月華竜 ブラック・ローズ》と《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》が存在しさらに露払いとして《ブラック・ローズ・ドラゴン》も採用できるため相手に合わせた柔軟な動きが可能になります。また、《リチュア・アビス》のサーチからスタートしたときは自身と《イビリチュア・ガストクラーケ》と《リチュア・アビス》で《氷結界の龍 トリシューラ》をシンクロ召喚してハンデスの枚数を増やすことも可能です。

 

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《ギャラクシー・サーペント》

儀式召喚と相性の良いシンクロモンスターであり拘束力の高い《虹光の宣告者》を自身と《リチュア・アビス》でシンクロ召喚できるのがウリになります。《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》とは違いモンスター効果も止められるため差別化要素は充分でしょう。自身と《イビリチュア・ガストクラーケ》で攻守両方に秀でた☆8シンクロモンスターシンクロ召喚できるのも便利です。

 

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《ラブラドライドラゴン》

☆6であるため他の通常モンスターとは違いそのまま儀式召喚のコストに使えるため事故要素になる確率はダントツで低いです。また、自身と《リチュア・アビス》でシンクロ召喚できる《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》は手札が0枚という条件付きですが1ターンに1度だけ魔法・罠カードを無効化できる極めて強力なモンスターです。《マンジュ・ゴッド》でスタートした場合は《神樹の守護獣-牙王》をシンクロ召喚できます。こちらは拘束力があるわけではないのですが強固な耐性を持ちます。☆6ということを活かして自身と《イビリチュア・ガストクラーケ》で《フォトンストリーク・バウンサー》を代表とするランク6のエクシーズ召喚も可能なため選択肢がとても多いことが魅力的です。

 

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《アレキサンドライドラゴン》

4種類の通常モンスターの中で唯一チューナーではありませんが、《マンジュ・ゴッド》からスタートしたときは自身と《マンジュ・ゴッド》で《フレシアの蟲惑魔》をエクシーズ召喚できます。《フレシアの蟲惑魔》は《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》や《虹光の宣告者》、《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》などと比べると拘束力は低いもののカウンターとしての能力は優れており、相手はどの落とし穴を撃たれるか分からない状態で動かなくてはいけないため(例えば手札に《狡猾な落とし穴》を握ってしまっていたとしても)心理的なロックが掛けられます。

 

ザックリと利点を並べましたがどれも一長一短です。最終的には好みの問題になると思います。

では、デッキの動かし方について軽く解説。

 

まずは《シャドウ・リチュア》を経由して《リチュアの儀水鏡》を手札に加えます。《シャドウ・リチュア》を経由することによって墓地に「モンスターでありながら儀式魔法に化けられるカードを置く」ということが可能になります。次に「聖刻」モンスターをリリースして《リチュアの儀水鏡》を発動します。儀式召喚するモンスターは《イビリチュア・ガストクラーケ》。儀式召喚に成功するとリリースした「聖刻」モンスターの効果と《イビリチュア・ガストクラーケ》の効果が発動します。《イビリチュア・ガストクラーケ》の効果でワンハンデス。そして、「聖刻」モンスターの効果で《ラブラドライドラゴン》を特殊召喚します。特殊召喚された《イビリチュア・ガストクラーケ》と《ラブラドライドラゴン》で《セイクリッド・トレミスM7》をエクシーズ召喚します。続けてエクシーズ素材である《イビリチュア・ガストクラーケ》を取り除いて《セイクリッド・トレミスM7》の効果を墓地に存在する《シャドウ・リチュア》を対象にして発動します。《シャドウ・リチュア》を手札に加えたら墓地の《リチュアの儀水鏡》の効果を発動します。墓地に存在する《イビリチュア・ガストクラーケ》を手札に加えて《リチュアの儀水鏡》をデッキに戻します。最後に手札の《シャドウ・リチュア》の効果を発動してデッキの《リチュアの儀水鏡》を手札に加えます。

これで手札の「聖刻」モンスター1枚消費でワンハンデスができたことになります。この手順を繰り返して相手の手札を減らしていきます。ハンデスできる枚数は少ないものの、《イビリチュア・ガストクラーケ》は相手の手札を2枚覗いてそのうち1枚を自分が選択してデッキに戻すという質の高いハンデスであるため効力は充分にあると考えていいでしょう。

デッキ・手札・墓地の《ラブラドライドラゴン》が尽きたら「聖刻」モンスターの効果で《ギャラクシー・サーペント》を特殊召喚して《虹光の宣告者》なり《閃コウ竜 スターダスト》なりを出して自分の盤面を固めます。どちらを選択するかは《イビリチュア・ガストクラーケ》で相手の手札を覗いた時に決めます。

 

冒頭部分で書いた通り《イビリチュア・ガストクラーケ》の緩和で話題に上がりやすくなったデッキだとは思います。しかし、トーナメントレベルには力及ばずフリーデュエルには向いてないため実際に遭遇する機会は少ないと思います。無念。

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